Intouchables。

週末に上海古北にある「渋谷タワレコ」というハイセンスなネーミングのDVD屋さんで買った、「最強のふたり」(原題:Intouchables)を観た。

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ネットでたまたま予告を見て、観てみたいな と思っていた映画だった。

実話を基にした映画で、ひとりはスラム街出 身で無職の黒人青年ドリス。もうひとりは、パリの豪邸に住む大富豪フィリップ。フィ リップは首から下が麻痺していて、介護が必要。その介護者の面接に就職活動の証明のサインをもらう為にだけ来ていたドリスにフィ リップが興味を持ち採用・・・という所から物語が始まる。

観る前は「感動させますよ!さぁ!泣いてく ださい!」という感じの映画なのかな?と 思っていた。でも実際観てみると、そういう シーンはほとんどなく、観ているあいだ、ずっと笑 顔だった気がする。

車椅子に座ったフィリップに向かって雪を投 げつけ「投げ返して来いよ」と爆笑したり、チョコをくれというフィリップに「このチョ コは、健常者用のチョコだからダメだ。あげ られない。」と言ったり、観ているこちらが少しひやひやしてしまうようなドリスの障害者ジョークなのだけれども、彼が茶目っ気たっぷりに屈託のない笑顔で言い放つものだから、思わず笑ってしまう。ドリスのジョークにフィリップもなんとも楽しそうなチャーミングな笑顔。そしてそんな二人の笑顔を見ていて、ひやひやした自分に何故か少し幻滅するような、何とも言えない気持ちになった。

実話に基づいているから、ありえない奇跡的などんでん返しも起こらないのだけど、見終わった後には爽やかな感動が残り、笑顔なのに涙がこぼれるような、そんな作品。

久しぶりに素敵なユーモアに溢れるいい映画に出会った。
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by doranjiryjo | 2013-07-22 12:27 | 本 / 音楽 / 映画 / ドラマ